未経験|訪問介護士

遠藤 雄大さん|2023年入社

未経験から訪問介護士へ。 働いた分だけ、経験も収入も積み上がる働き方。

プロフィール

仏壇の製造・引っ越しの家業や配送業を経て、未経験でグッドライフケアへ入社。現在は港ステーションに所属し、1日十数件を担当するエキスパート型として働く。

BACKGROUND

これまでの経験と入社背景

まず、これまでのご経歴を教えてください。

高校を卒業したあと、仏壇の製造と引っ越しを手がける実家の家業に、約7年携わりました。そこからコロナをきっかけに、一度地元を離れてみたいと考え上京しました。その後は、配達業を2年弱ほど経験しています。

グッドライフケアは3社目で、介護業界はまったくの畑違いになりますね。

なぜ介護業界へ転職したのですか。

実家にいたころ、高齢の父が一度ヒートショックで倒れたことがありました。後遺症はありませんでしたが、親に何かあったとき自分が介護できるようにしておきたい、という思いが心の片隅に残りました。上京してからも、親から通院の話を聞くうちに、その気持ちが強くなっていったんです。

グッドライフケアを選んだきっかけはなんでしたか。

ちょうどグッドライフケアを知る友人と話す機会があり、介護とはどういう仕事で、具体的に何をするのかまでかみ砕いて説明してくれたんです。なかでも惹かれたのは、働いた分だけ収入に返ってくる働き方があることでした。前職の配達業のときから、このような働き方が自分の性に合うと感じていたんです。仕事の中身がはっきり見えたうえに、給与の条件も納得できたので、それならやってみようと入社を決めました。

WORK STYLE

訪問介護士の働き方

遠藤さんの一日は、どのような流れで進むのですか。

1日に16〜17件のお宅を訪問し、一人ひとりに必要な支援を行います。1件あたりの滞在時間は30分から1時間半ほどです。時間帯によって内容も変わり、朝は排泄介助や着替え、昼は食事の準備や買い物の同行、夕方は入浴やシャワーの介助、夜は再び排泄介助や食事の準備といった流れです。

かなり多くの件数を回っているのですね。どのような働き方なのか教えてください。

グッドライフケアには働き方を選べる制度があって、私はそのなかでも、より多くの件数を担当するエキスパート型を選んでいます。とはいえ、入社してすぐこの働き方を選べるわけではありません。

はじめは件数を抑えた働き方から始め、1件ずつのケアを問題なく行えると会社に認められてから、少しずつ件数を増やしていまの働き方に移りました。

エキスパート型を選んだのは、なぜですか。

一番は体力に余裕があったからですね。実際に働いてみると、一日の勤務を終えてもまだ動ける。それなら件数を増やして、技術を早く身につけたいと思いました。収入の面も大きいです。エキスパート型は動いた分がそのまま給与に反映されるので、努力が数字に表れる手応えがあります。

エキスパート型は重労働のように感じますが、体力に自信がない方でも続けられますか。

正直、移動では体力を持っていかれますし、夏場は冬に比べてかなりこたえます。ただ、グッドライフケアは働き方を選べるので、エキスパート型をやってみてしんどいと感じたら、他の型に変えることもできます。絶対にずっと続けなければいけない、というわけではないので。

TEAM SUPPORT

サポート体制・多職種連携について

訪問介護ならではの大変さは、どんなところにありますか。

一つは、時間に追われることです。1日10件以上回るうえ、食事や服薬など時間をずらせない支援も多いです。1件でも押せば後がずれるので、遅れそうなら次の家へ連絡し、必要なら交代を頼む。常に先を読んで、気を張り続ける仕事です。

もう一つは、ご利用者さんごとにこだわりが違うことです。ケアマネジャーが立てたプランに「掃除」とあっても、その進め方までは決まっていません。たとえば掃除機はカーペットの毛を逆立てないよう一方向にかける、便器も一方向に拭き上げる。一人暮らしでは考えもしなかったやり方を、その方の暮らしに合わせて一から見極めていく難しさがあります。

そうした難しさは、どう乗り越えていったのですか。

頼りになったのが、入社後1ヶ月間の先輩との同行訪問です。掃除や食事の進め方はもちろん、話し方や踏み込み方まで、「ここまでは言うけれど、ここからは言わない」という距離の取り方を、隣で見ながら教わりました。単独で訪問するようになったいまも、そのときの学びが土台になっています。

一人で訪問していて、判断に迷うときはどうしていますか。

その場で自己判断はしません。イレギュラーが起きても、管理者やサービス提供責任者に連絡し、指示を仰ぐのが会社のルールです。確認を取っておけば「こう指示を受けて対応した」と根拠が残り、安心して動けます。経験年数に関係なくこの体制が整っているのは、心強いです。

他にも、助けられている仕組みはありますか。

一つは、訪問記録ですね。一人のご利用者さんを何人かで担当するので、訪問のたびに、その日の体調や様子をスマホから会社のご利用者情報に残します。次に訪問する人は、それを見てから訪問できる。「最近むせ込みが多い」と分かっていれば、食事の際に注意してサポートできます。

もう一つが、看護師やリハビリ職など他職種とつながっているチャットです。「夜間に発熱していたようだ」と共有されれば、入浴のときに肌の赤みを確かめられる。迷ったことも、同じフロアの各職種にその場で聞けます。この仕組みのおかげで一人で抱え込まずに済んでいます。

VALUE

グッドライフケアで働く魅力

印象に残っている場面と、ご家族との関わりについて教えてください。

入社して最初の1ヶ月、私を指導してくれた先輩が異動することになり、担当していたご利用者さんを引き継ぎました。そのとき、ご利用者さんとご家族が「今まで本当にありがとう」と涙を浮かべていたんです。訪問介護はここまで感謝される仕事なのかと、正直驚きました。

あの場面を見て、ご利用者さんだけでなく、それを支えるご家族の思いを汲み取ることも大事な役割だと考えるようになりました。

施設介護と訪問介護とでは、何が違うのですか。

いちばんの違いは、ご利用者さんの自宅という個人的な空間へ、一人で伺う点です。暮らしのルーティンやこだわりは人それぞれで、決まったマニュアルはありません。どう対応するのが正解かは、その方の生活の中から見つけていくしかないんです。施設で働いていた方ほど、この距離感の違いを大きく感じるようです。

遠藤さんは、施設介護を経験せずに、いきなり訪問から始めたのですよね。

そうなんです。下調べもせず飛び込んだので、最初は不安もありました。施設なら近くに誰かがいますが、訪問は基本的に一人ですから。もっとも、迷ったときは責任者や他職種にすぐ相談できるので、一人で抱え込むことはありませんでした。

振り返れば、施設から始めていたら「誰かがやってくれる」と甘えていたかもしれません。一人で向き合う環境だったからこそ、早く力がついたのだと感じています。

MESSAGE

今後の展望と、求職者へのメッセージ

今後、挑戦したいことはありますか。

まずは今年、介護福祉士の資格を取りたいですね。その先には、サービス提供責任者も見据えています。同じケアを続けるだけでなく、立場を変えて、できることを広げていきたいです。以前シフト調整など管理の仕事を少し任され、大変さも感じましたが、そうした運営に近い役割にも、いつか関わってみたいです。

どんな人が訪問介護に向いていると思いますか。

訪問は毎回同じ方を担当するとは限らず、久しぶりのお宅に一人で入ることもあります。だからこそ、初対面でも相手の様子をよく観察し、困りごとを会話から引き出し、前に伺ったときのことを覚えておく。この三つが自然にできる人が、向いていると思います。

最後に、転職を考えている方へメッセージをお願いします。

「やってみないと分からない」というのが、私のモットーです。実際に挑戦して合わなければ、働き方を見直すこともできます。社内には介護士以外にも看護師やリハビリ職などさまざまな職種がいるので、働きながら、自分に向いた道が見えてくることもあります。だからこそ、あまり気負わずに、まずは一度飛び込んでみてほしいと思います。