お看取りエピソード Vol.3「少しでも長く、家族と一緒に」
投稿日: コラム
「お看取り」とは亡くなられるまでの最期を見守ることをいいます。
グッドライフケアのお看取りエピソードを定期的に掲載しております。
訪問介護でご利用されていた87歳のご利用者様のエピソードをお送りします。
2022年9月がん末期の診断で入院されました。
退院後は病院から直接ホスピスに行かれる予定でしたが、「一度自宅に戻りたい」とご希望され、在宅でのサービスをご依頼いただきました。当初はご自宅でのお看取りではなく、退院後10-14日くらいでホスピス病棟に入院予定で、それまでの在宅経過のために戻って来られました。
その後の訪問で、ご本人様の病状が落ち着いていたため、ご家族が「できるだけ自宅で看たい」とご希望されました。そのため、引き続き在宅生活を継続することとなりました。それからは訪問看護と訪問介護で対応しながら、在宅生活を穏やかに過ごされました。少しずつ状態の低下が見られましたが、医師を含め相談を受けながら慎重に対応いたしました。
そして、2023年2月17日にご逝去。娘様に側で見守られながら、眠るように静かに息を引き取られました。娘様には「グッドライフケアの看護師や介護士の皆さんには本当にお世話になりました。最期まで一緒にいてくださり心強かったです」と感謝のお言葉をいただきました。
ご家族との時間を少しでも長く続くように、最期の時間を安心して迎えるために、グッドライフケアはサポートし続けていきます。