NEWS

お知らせ

【新卒情報】介護のプロへ!調理実習で学ぶ"生活援助"の基本

投稿日:

訪問介護士の仕事には、ご利用者の身体的なケア(身体介護)だけでなく、掃除、洗濯、そして調理など、日常生活をサポートする「生活援助」も非常に重要な役割を占めます。ご利用者のご自宅に伺い、その方のためにお食事を作ることは、日常的に発生する大切な業務の一つです。

今回の調理実習は、この「生活援助」における調理スキルを基礎からしっかりと身につけることを目的としています。ご利用者に安全で美味しい食事を提供するために、調理の技術はもちろん、衛生管理の知識、効率的な段取り、そして利用者様の好みや健康状態を考慮する応用力を養います。


調理開始!チームで実践、手際よさと工夫を学ぶ

4つの班に分かれ、調理に取り掛かります。メニューは、基本の「お味噌汁」と、彩り豊かな「お惣菜の盛り付け」です。利用者様への提供を想定し、手早く、かつ丁寧に行うことが求められます。

食器の準備、食材の衛生的な洗い方、安全な包丁の使い方など、基本的なことから丁寧に指導を受けます。

Photo_25-04-30-10-17-02.734.jpg

IMG_9442.JPG

実は、今回の新卒社員の中には、「これまでほとんど料理をしたことがない」という人も少なくありませんでした。 包丁の持ち方、野菜の切り方、味噌の入れ方など、本当に基本的なことから一つひとつ丁寧に教えてもらえたので、「細かく切ったほうがいいのですね」「どのくらいの分量で作ればいいのか大体わかりました」といった声も聞かれました。料理経験のない社員にとっては、生活援助への第一歩として、大きな自信につながったようです。

Photo_25-04-30-14-49-24.940.jpg

Photo_25-04-30-14-49-25.316.jpg

また、料理経験のある社員が率先して教えたり、調理未経験の社員が質問したりと、自然とチーム内で教えあい、協力し合う姿が見られたのも印象的でした。経験の有無にかかわらず、全員にとって学びの多い時間となりました。

IMG_9581.JPG

「ご利用者のご自宅のキッチンは様々」という想定のもと、限られた時間やスペースで効率よく作業する工夫も見られました。講師の的確なアドバイスもあり、どの班も美味しそうな食事が完成!盛り付けも、食べる方のことを考えて工夫されていました。

Photo_25-04-30-12-02-04.980.jpg

IMG_9607.JPG

「いただきます!」の前に...食事介助で"食べる"を支援する視点を学ぶ

完成した料理は、自分たちで食べるだけでなく、「食事介助」の練習にも活用します。
実際にご利用者に食事を提供する場面を想定し、食べるスピードへの配慮、適切な声かけ、安全な姿勢などを学びます。

PXL_20250430_033225676.jpg

PXL_20250430_033147369.jpg

自分たちが作った食事を使い、介助する側・される側の両方を体験することで、「食べる」という行為を支援する上で大切な視点を、身をもって理解することができました。相手の立場に立って考える「思いやり」が、具体的な介助技術に繋がることを実感できたようです。

HOME 新卒エントリー WEB説明会
expand_less